幼児教育科 ※2025年度より清泉大学短期大学部「こども学科」に名称変更予定。
豊かな人間性を備え
これからの時代にふさわしい
保育者を養成します。
乳幼児期は、子どもが健やかに成長する土台作りをする大事な時期。そしてそれを支える保育者は、高い専門性を生かせるやりがいのある仕事です。
清泉女学院では、豊かな体験を通して専門性を身につける独自のプログラムを用意。地域の子育てと子育ちを支援する感性とコミュニケーション力を兼ね備えた、これからの時代にふさわしい保育者を養成します。
保育実践をよりリアルに学ぶ
新演習棟が完成しました!
乳児用保育室、幼児用保育室、ミュージックラボラトリ、表現系自由教室を備えた総合演習棟で、園での乳幼児の生活をイメージしながら学んだり、子どもとふれあったりしながら、実際の保育に通じる実践力を磨きます。体験・交流型学習で力をつけよう!
<主な授業内容・活動>
- 保育内容・指導法等に関する科目の演習
- 園児を招いてのふれあい保育
- ピアノ初心者向けの集中授業
- 絵本読みがたり演習・紙芝居実演 など
友人と先生方に恵まれながら、
人としても成長できていると感じます
私は高校生のときから清泉で幼児教育について学びたいと思っていました。自然のなかでのびのびと、好きなことを学べる清泉。自分の意見や想いを大切にしながら、みんなで協力して何かをつくりあげる授業が多く、同じ夢や目標をもつ仲間と支え合いながら生活できています。現場経験のある先生方が親身になって相談に乗ってくださったり、現場の様子を教えてくれることも、とてもありがたい環境だと感じています。私にとってここは、ありのままの自分、自然体でいられる場所です。「意志あるところに道は開ける」という言葉が好きなのですが、将来の夢や、自分のやりたいことを全力でサポートしてくださる先生方や、一緒に駆け抜けてくれる友人たちがいるからこそ、人としても成長できていると感じます。清泉はとても、あたたかな場所です。
T. N. さん
(長野清泉女学院高等学校出身)
カリキュラム(専門教育科目)
音楽表現の基礎
弾き歌いや音楽遊びの実践練習やオリジナルソングの創作発表などを体験し、子どもたちを前にした自分の姿をイメージしながら学びを深めていきます。
領域 言葉
保育と言葉の関係をテーマに、子どもの言葉の発達過程や各発達段階における保育者の援助方法などを学びます。
身体表現指導法
身体を動かす楽しさを体験する中で、保育者としての幼児体育の基礎知識・スキルを身につけ、仲間とのコミュニケーション力、協調性を高めることを目標とします。
保育方法の研究Ⅴ
子どもたちの豊かな感性を育む保育方法や環境について、造形的な視点から考えます。視覚教材などの制作・発表を通して、保育に必要な実践力の習得を目指します。
実習
教育実習や保育実習では、授業での学びを基礎にして、実際に子どもと関わったり、保育現場の先生方にご指導いただきながら実践力を高めます。
- 教育実習
- 保育実習
- 児童館実習
体験的な学び
保育の専門性は、理論をふまえた実践力が求められます。その力を身に付けるために、実際に体験しながら学ぶ場を用意しています。
保育のフィールドワーク
1年次夏休みに保育体験を通して、保育の今日的課題について探求します。
NEALキャンプ(保育特別講座Ⅰ)
自然体験活動指導者資格取得に必要な講座です。キャンプをしながら自然と関わるための知識や技術を学びます。
特色ある教育
複合的な体験プログラム
保育者としての資質を高めるために、自分や他者とのコミュニケーションをキーワードとした複合的な体験プログラムを実施しています。
自分とのコミュニケーション
保育者になるための100の体験
保育者になった時に役立つ自然体験や生活体験を100種類体験するという、清泉独自のプログラムです。
仲間とのコミュニケーション
学科セミナー
学生同士の交流と学びを深める1泊2日のプログラム。互いに力を合わせ、協力しながら行う学外活動です。
地域社会とのコミュニケーション
ふれあい保育
保育者の職務と役割や求められる資質・能力を理解するために、子どもたちとの交流を通して実践的に学びます。
卒業研究セミナー
2年次に全員が履修する演習科目です。担当教員の専門性を生かし、多彩なテーマの授業が開講されます。学生は興味あるテーマについて1年かけて研究し、個性と得意分野を磨きます。
また年に一度行われる「清泉フェスティバル」では卒業研究の成果を、実演やプレゼンテーションにより発表します。
楽しく学びを深められるのが
清泉です
子どもたちの優しさや成長に触れ、心が通じ合えたときに「この仕事をやっていてよかった」とやりがいを感じます。自分のやりたいことに向かって仲間や先輩、後輩と一緒に楽しく学びを深められる場所が清泉です。子どもたちからもらえる「だいすき」は何よりの力。皆さんも、楽しく保育士を目指して頑張ってくださいね!
K. M. さん
細萱保育園〔私立保育園保育士〕
2018年卒業(長野県穂高商業高等学校出身)